とってもすばらしいご縁から
森岡陽子さんのアートを頂戴いたしました。
須磨寺の奥の院に
1年間お参り人だけが受け取れるという
陽人様の書も私に分けてくださいました。
なんとなんと、ありがたい…
ご縁の始まりはおととしのコロナのころ
須磨寺副住職であられる小池陽人様の
YouTubeを拝見して感動し
図々しくもFacebookの
お友だちになっていただきました。
そこからZoomでお話させていただいたり
実際に須磨寺にうかがってお会いしたり…
そんなわけで神戸・須磨の皆さまとの
ハートフルなご縁をいただいています。
![](https://www.xn--93q40wiy9az0i.com/wp-content/uploads/2022/03/272046099_1320181871778567_3373427160889513319_n.jpg)
本当にすばらしいアートです。
中央にあるのはフラワー・オブ・ライフ
神聖幾何学模様のひとつだそうです。
そして夫婦龍と卯年の梵字。
私のことを考えて
森岡陽子さんが描いてくださいました。
なんと、すべて指で描かれているそうですよ。
また、「花弄(かろう)」とは
「花弄香衣満(はなをろうすれば かえにみつ)」のことです。
さまざまな解釈ができる禅語ですが、
今の私は「よい環境に身を置きなさい」と解釈しています。
よい友、よい環境、よい学び・・・
それらに交われば、よい影響を受ける。
逆に、悪いものにまみれれば
自分もそのようになってしまう。
美しく見えて、恐ろしくもある禅語です。
唯識の「薫習(くんじゅう)」にも通じる言葉と
解釈しております。
このようなすばらしい頂きものをして
ますます自分を律して生きていこうと
思ったのでありました。
花弄香衣満(はなをろうすれば かえにみつ)
野の花を手にとればその香りが衣服全体に移るように
対立の観念を捨て去るところに生まれる主客一体や自他一如の境地を表す
「充実茶掛の禅語辞典」より
薫習(くんじゅう)
香が物にその香りを移して、いつまでも残るように、
みずからの行為が、心に習慣となって残ること。
「コトバンク」より